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孫たちとのお正月

蛇の凧揚げ

あけましておめでとうございます。

ここ静岡では例年になく暖かく穏やかな年のはじめですが、日本海側や北海道では豪雪の被害も出ているそうです。

皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

 

我が家は娘家族が帰省して、2年ぶりの賑やかなお正月を過ごすことができました。

娘の夫はとても好奇心旺盛で、私達夫婦にとっては、上手に話を聞き出してくれる飛び切り腕前の良いファシリテーターのような存在でもあります。

彼らが帰省するや否やすぐに始まった酒宴。孫たちを寝かせつける時間まで約6時間、楽しいおしゃべりが続きました。

そのおしゃべりを通して、単身赴任で離れて暮らす私達夫婦や家族それぞれが考えていることがお互いに良く理解することができました。

 

私も夫も彼とのおしゃべりはとても好きで、待ち遠しい彼らの帰省でもあります。

ただ、今春から下の孫も小学生になるため、帰省の機会はこれまでより減り、滞在期間も短くなるかもしれません。そう考えると少し寂しい気持ちもありますが、それも自然な流れですね。

だからこそ孫たちと関わる時間をいままで以上に大切にしたいと思っています。

 

そんな折り、ふとある出来事を思い出しました。

上の孫が幼稚園のとき、一緒に布団に入った時「おばあちゃんは泣いたことがある?」と尋ねてきました。

その孫娘はマイペースで頑固なところがあり『自分のやり方』をなかなか曲げないことがありました。

自由に遊びたい幼稚園児たちにとっては、あまり一緒に遊びたくない子であったのかも知れません。

その時、「こんなに幼くても人間関係で悩むことがあるんだ」と、孫の心の成長を感じました。

孫が可愛そうでもあり愛おしくもあり、つい余計なアドバイスをしてしまうところでしたが、せっかくの成長のチャンスでもあると思い直しました。


 ラッコ

孫の話に、ゆっくり頷きながら、時折「本当はどうなりたいの?」「友達とどんなふうに係わりたいの?」「どんなふうに遊びたいの?」心のイメージをできるだけ自分で描けるような質問を交えながら聞いていました。

 

布団に入っても眠れない日がある苦しさを感じていた幼稚園児だったようです。心情を言葉にできることは随分問題解決の助けになると思います。辛さを表現する言葉を持たなければ、伝えることもできない。

これは幼い子であっても大人であっても同じではないでしょうか。自分を振り返ってみると、日々の子育ての中で、「我慢しなさい」と子どもに言うこともあったかも知れません。

いま子育て中のママたちには、子どもに気持ちや辛さを表現する練習の機会をたくさん与えてあげてほしいと思います。


『伝えなければ、伝わらない』と改めて思います。自分の気持ちを相手に伝わらないもどかしさは、「自分だけ我慢している」という思いにつながりやすく、長期化すると我慢は怒りやストレスの原因になることがあります。

その結果、やがて人間関係が壊れたり、心身の不調にもつながる可能性もあるそうです。

心身の健康を保つためにも、安心して伝えられる関係づくりを日頃から心がけていきたいですね。

より良い人間関係の築き方を私たちと一緒にこれからも学びましょう。


2025.1.6  by R.Iwase



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