能登半島地震から1年が過ぎました。
幸いにも、家族は全員無事で、ケガもありませんでした。
孤立集落でしたが、夫が外から迎えに来てくれたことで、
早く出てくることができました。
避難所から、少しでも人が減った方が良かったと思ったし、
いい選択だったとは思うけれど、
去る身としては、避難所生活でも、
なかなかお手伝いもできずで、
歯がゆい思いもありました。
そんな私ですが、私の経験から、
お役に立つかも、と思うことを書こうと思います。
なので、揺れを感じたら、とにかく自分の身を守ることです。
テーブルの下が一番安全だと思いますが、
とにかく頭を第一に、身体を守ることが大切です。
ガスコンロも、揺れが収まってから消しても間に合います。
ケガをしてしまっては、本当に大変ですので。
大規模な災害だと、市町村の職員の方も被災して動けない可能性があります。
そうなると、3日間は、公的な支援は届かない可能性があるので、
水と食べ物の備蓄は必要です。
ローリングストックと言って、消費したら補充して、
という形の備蓄が、賞味期限切れなどの心配がなくていいと思います。
私のいた避難所は、川から水をくみ上げて、
水洗トイレに流せていたので、
まだマシだったのですが。
できれば、災害用のトイレを準備して、
すぐに使えるようにしておくことをお勧めします。
車にも積んでおくのがいいと思います。
実家から20㎞ほどの距離を移動するのに、
8時間もかかりました。
110㎞離れた金沢へ着いたのは13時間後でした。
ガソリンがなければ、移動したくてもできませんでした。
今は、半分減ったら、満タンにしておくようにしています。
なかなか十分にできていないこともあります。
楽観的になり過ぎず、
もしも、のときに、少しでも落ち着いて行動できるように、
自分にとって必要な備えをしましょう!
by Akiko