突然ですが、人生の終盤の生き方について考えてみることにしました。
3年前から母や兄が立て続けに亡くり、丁度、昨日 三回忌の法要を実家(黒部)で済ませてきたところです。そして私自身も人生の終盤戦(高貴なシルバー(笑))に足を踏み入れたことがきっかけです。
人は誰でもいつか最後を迎えます。その怖さを感謝に替えて迎えるためにも、「人生の締めくくりをどう生きるか」を考えることが、今を豊かにするために大切なのではないかと思ったからです。
どの世代に入るかは年齢だけでなく人によって少し変わるかもしれませんが
人生を大きく三つの世代に分けて考えてみることにしました。
・第一世代(学びと成長):子どもから若者の時期。知識を身につけ、自分という人
間の土台をつくる。
・第二世代(活躍と貢献):社会の中で役割を担い、力を発揮する。仕事や家庭な
ど、最も責任が重く忙しい時期。
・第三世代(円熟と貢献):世間では高齢者と定義されていますが、ここは新しく第
三世代と定義。 社会的役割から少し自由になり、社会貢献のつながりを残しな
がら人生経験を積み重ねる時期。知恵を活かしながら、次代へのつながりも意
識しつつ人生を味わい深く生きていく段階。
私自身も、今まさにこの「第三世代」に入っています。
人生100年時代と言われるこれからの長寿社会では、65歳以降の時間は決して短くありません。
また、これからの社会では、第三世代の割合がどんどん増えていきます。
データでみると現在の29.3%から10年後には3人に1人の33.3%へとなる予測です
世界で見ると日本が世界一高齢化先進国、次いでイタリア25%ドイツ23%、ちなみにアメリカは18%、世界平均は10%です。
つまり、日本は世界の3倍の高齢化社会となっています
なので、高齢化先進国として、年齢に関係なく、評論家としてではなく、自分事として、第三世代の生き方と世の中への関わり方を改めて考えてみませんか
そこで、これまでは「働く世代(第二世代)が社会全体を支える側」というイメージが強かったけど、これからは「第三世代も社会を支える一員として活躍する社会」を目指し、その実現に向けて一人ひとりが実践したり、社会制度を変えたり、していけたら良いなぁと思います。
個人としては「無理をして働く」ことではなく、培ってきた経験や知恵を、地域活動やボランティア、あるいは仕事を通して、できる範囲で社会へ還元していく。
その姿は社会を支える力になるだけでなく、本人にとっても大きな生きがいや喜びになると思います。
また、国を挙げて取り組む長期的なテーマとしては
定年制の廃止、病気予防の本格的取り組み、国民負担50%を激減できるように民間と国の事業の棲み分けや道州制などの抜本的な行政変革、AIやロボットの活用による生産性向上や人類との共存、ペロブスカイト太陽電池などによるエネルギーの自給自足化・・・
など妄想をすればきりがありませんが、みんなで、いろいろ考えて、試しながら高齢社会も楽しく元気になるように、より良い世の中をデザインしていけたらと思います。
人生の最後をどう閉じるか。社会と切り離されるのではなく、小さくてもつながりを持ち続けることが、終盤を静かで充実した時間にしてくれる気がします。
そこで、私なりに今後、取り組んでいきたいことを6つ書き出してみました。
皆さんはどうですか?
1.人生を再デザインする:これから何をしたいか。自分の物語をもう一度ワクワクしながら描く。
誰にも遠慮することなく、今、話題のリブートまではいかないまでも、リミッターを外して考え、緩やかに挑戦する。
2.心と体を整える:人生の終盤では、自分の心と体を整えることが大切なテーマになります。自分でも学びながら心と身体の健康に良いことを習慣にし、100歳までできるだけ病院や介護の世話にならず穏やかな日々を過ごすこと。
そして、家族に長い間、心配や負担をかけることなく、自立を心がけ、自然で安らかな形で人生の幕を下ろすこと。
3.人に役立つ:地域活動やボランティア、そして、好きで得意な仕事を通じて世の中の貢献や若い人への問いかけなど、形はさまざまですが、自分の経験や知恵を誰かの役に立てることは大きな生きがいになります。
4.好きなことを深める:趣味や学びに挑戦する。好きなことに没頭する時間は人生の豊かさそのものです。
5.人とつながる:家族や友人、地域との関係など、人とのつながりが幸福を支えます。パートナーを亡くした人は年の差を気にせず新しく見つけることも良い事かと思います。
6.次の世代へ手渡す:自分が受け取ってきた知恵や価値観を更に磨きつつ、渡しやすい形にして次へと繋いでいく。
植物が種を土に落とし、最期は栄養素となって土に還り、次の世代を支えるように
人生三世代の中の第三世代は
続く未来に役立つために「人生をまとめ、完成させていく世代」なのだと思います。
私自身もこの世代に入り、これからの時間をどう生きていくのかを考えるようになりました。
人生を再デザインし、心と体を整え、人に役立ち、好きなことを深め、そして、人とつながり、次の世代へ手渡していく
そんな生き方を意識して、少しづつ重ねていった先に、人生の最後にこう思える瞬間が訪れるのかもしれません。
「お陰さまで、生きてきてよかった。」
「いい人生だった。ありがとう!」
と、そんな感謝の気持ちで人生を締めくくることができたら、それはとても幸せなことなのだと思います。
追記
法事のついでに、まだ行っていなかった世界一美しいと紹介されている富山の環水公園のスタバと近くの美術館に立ち寄りました。中は少し混雑していましたが、楽しい雰囲気で賑わっていました。
By M.Tamura



