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ありたい姿(上質世界)が重なる時―機能快組織シリーズ10―

重ね合わせ2

最近、私は強く思うのです。みんな「よりよくなりたい」と思っていると。 けれど、まれにそうとは思えない行動を見かけるときがあります。

 

1.やってもうまくいかないと思い込んでいる

2.やり方がわからず立ち止まっている

3.あきらめている


ということが多くあります。ほとんどの場合は、1、2という経験から3という順番をとっています。そして、それをやることが「自分がよりよくなること」とつながっていない場合がほとんどです。

 

私が企業コーチングに入るときには、この「自分がよりよくなること」とのリンクに気を配っています。

よく企業理念をつくり、その理念を社員に「浸透」させるというような言葉を聞きます。

私は少し違うと思っています。「浸透」というのは、しみこますということですよね。

 

明確になっているかどうかはともかく、人はみんなそれぞれ自分の理念を持っている。

人からしみこまされるものなのか。しみこますのではなく、「重ね合わせる」ということではないかと思うのです。企業の理念に自分の理念を重ね合わせて実現していく。

 

そうすると、自分自身の生き方がその企業で実現していけると実感できると思うのです。

具体的には次のようなことを明確にするプログラムをつくり、ミーティングをもって重ね合わせと具体化をしていきます。

 

①自分の、そして自分たちの(会社・部署・チーム)の「ありたい姿」を明確にし、

その「ありたい姿」は自分にとってどのような価値があるのか。

②その「ありたい姿」と企業理念はどのように関係しているか。

③現状はどうなのか、自己分析というところからスタートします。

④「ありたい姿」になるためにはどんな環境が必要なのか、その環境をつくるために

「自分は」何ができるのか。

⑤会社の目的は何か

⑥会社の使命は何か

⑦顧客、社会はどのように喜ぶのか

⑧その中での自分の役割は何で、どのように自分を発揮するか


当社でも、「理念ミーティング」と称してこのミーティングをやりました。

お堅いネーミングから、はじめは不安げだった参加者も、「こんなこと話したことなかったよね」と、だんだんと楽しみはじめました。

そして社員からの要望で定期的に実施することにしました。

 

仲間の価値観を知り、それをすり合わせること、何よりもそのプロセスは本当に貴重な時間だと感じられました。まさに企業理念のもとに「一丸となった」と実感できる時間です。

「ありたい姿」をより具体化し、実現するためのやり方を一緒に考えて見通しをたて、実行に移し、その実践をサポートします。

 

このようなことが職場の中でサポートされていけば、本当にイキイキと活力のある職場になっていきます。



By. T.Yamamoto



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