選択理論心理学の提唱者、ウィリアム・グラッサー博士の言葉です。
「人は学習をしながら完全であることはない」
部下のチャレンジに寛容に、自分のチャレンジを恐れず果敢に。
【取り組みの時間 2】
人を育てることがいかに重要かということは、だれもが認識していることだと思います。
でも、「わかっちゃいるけど、なかなかね」というのもよく言われることです。
機能快組織の中でも重要な要素と考えている「優先順位」と「緊急度」を、X軸に緊急度、Y軸に重要度をとってマトリクスをつくってみます。

人材育成は「重要だけれど、緊急ではない」という第2象限に入ります。
重要だとは思っているけれど、緊急性がないので、つい手をつけられない。
けれど、この第2象限は放っておくと、いつのまにか「重要で、緊急」という第1象限となって現れます。
人が育つには時間がかかります。よい企業風土が醸成されるにも時間がかかります。
そう、いま人材に関して感じている課題は、すべて第2象限で手をつけてこなかった結果なのです。
第1象限の多くは、第2象限のうちに対策していれば解決していた問題が多くあるのではないでしょうか。

そして、実際に1日、1週間の行動をチェックしてみてください。
第1象限を処理したあとに第2象限に手をつければいいわけですが、案外、第3象限、そしてその次に第4象限に時間を使っていませんか。
マトリクスで見ると、L型(黒)の順番に時間を使っていないでしょうか。
これを意識して7型(赤)に変えていきたい。必ず半年後の状況が変わっているはずです。
パレートの法則、80:20の法則は、成果の80%を20%の優先事項がつくるといっています。
この法則に照らせば、1日、1週間のうちの20%の時間を何とか「重要事項」に割いていくことができたら、もう80%の成果はできたも同然です。
そのために私は、まずご自分のコーチを持ち、活用することをおすすめします。
コーチがいなくても自分で解決できる、という忙しい人こそ、コーチを活用されるメリットは大きいです。
私自身、はじめは「別に人に相談しなくても自分で解決できるし……」と思っていました。
実際にコーチを雇ってみて起こったことは、人に話すことによって考えが整理されたり、行動の優先順位がより明確になり、結果として有効な時間が増え、ゆとりができたことでした。
また、仕事だけでなく、他にも大切にしなければならない時間にも配慮するようになりました。
それによって、仕事へのエネルギーも増したように思います。
毎週、社員と「優先順位管理」のための時間をとっていると、半年後に大きく売上が伸びました。これも、きっと半年前から取り組んだ第2象限が効いてきたのだと思います。
そしてさらに半年たつと、スタッフが大きく成長し、よりよい方向に企業風土が醸成されつつあるのを実感しました。
By T.Yamamoto




