今、関西空港から帰りの電車に乗っています。
2週間のケニア・サファリ三昧の旅。
「長い旅になりそうだな」と思っていたのですが、不思議なもので後半になると毎日があっという間。
もっといたいなあ…と思った頃には、もう帰国の日です。
今回の総走行距離は3,000km超。
日本なら北から南まで移動するほどの距離です。
赤道を南から北へ、そしてまた北から南へ。
人生で初めて赤道を何度もまたぐ経験をしました。
アンボセリから始まり、最後はマサイマラまで。
5つの国立公園・動物保護区で、毎日早朝から夕方までゲームドライブ。
舗装されていない道をガタガタ、ゴトゴト。「もう身体のネジが一本くらい落ちているかもしれない」と思うほど揺られましたが、それも今では楽しい思い出です。
草むらの向こうにライオンを見つけた瞬間、木陰で眠るヒョウ、親子で歩くゾウ。
写真では伝えきれない感動がありました。
今回、私が何より心を動かされたのは、大きくて強い野生動物たちが、人間を敵とも餌とも意識していないことでした。
私たちは彼らの世界に「お邪魔します」という気持ちで静かに過ごす。
その時間の中で、人間が主役ではないことをケニアの大地が教えてくれた気がします。
記憶がまだ鮮明なうちに、この旅で感じたことを書き残しておこうと思います。
皆さんは旅がお好きですか。旅から帰ってきたとき、どんな瞬間に「ああ、幸せだな」と感じますか?
私にとっての旅の醍醐味とは何でしょう。
なぜ私は海外へ旅立ちたくなるのか。
ここに書き留めておこうと思います。
私は外国の方とおしゃべりをするのが大好きです。
英会話は長年ラジオで学び続け、学べば使いたくなり、話せばもっと上手になりたくなる。
その繰り返しで、「どこへ行っても、まあ何とかなるさ」という自信が育ってきました。
そう、“ハクナマタタ”です。
もう一つの楽しみは、見知らぬ人と時間を共にし、お互いを理解していくこと。
違いを認め合うたびに、自分の心の器が少しずつ広がっていくように感じます。
人の良いところを言葉にすると、不思議と自分にも返ってきます。
自分の強みは人から教えてもらうことも多いものです。
素直に「ありがとうございます」と受け取ることも、大切な力だと思っています。
旅は一人旅であっても、人と関わらずには終わりません。
人との出会いによって、自分自身も磨かれていく。
それが私にとっての旅の醍醐味です。
私は66歳、67歳、69歳で短期留学にも挑戦しました。
「もうこの年だから」ではなく、「まだこの年だから」。
心も身体も元気なうちに、もっと多くの人と出会い、自分の新しい一面を発見し、時間とお金を自分の成長のために使っていきたいと思います。
そういえば前回のブログでは、夫婦のこれからについて考えようと思っていました。
でも飛行機が雲の上に出た途端、その悩みは雲の彼方へ(笑)。
旅には心を軽くする力があります。
日常に戻れば現実は待っていますが、ケニアで覚えた“ハクナマタタ”の気持ちを忘れず、これからの夫婦の関係も焦らず築いていきたいと思います。
By R.Iwase



