1. HOME >
  2. 釧路フレンド幼稚園視察

釧路フレンド幼稚園視察

NPOの代表理事である伊原理事長が経営するフレンド幼稚園に、どのように選択理論を取り入れられて、それが保育士や園児の育成にどのように生かされて反映されているかを実際に見てみたいと思い、理事4名で訪問しました!
関西から3名、静岡から1名で、羽田空港で合流。釧路へ向かいました。
LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_13【もりんどの森見学】
※もりんどの名前の由来→森+(フレ)ンド⇒もりんど
フレンドようちえんでは、北欧諸国で始った「森のようちえん」を参考に自然体験保育 『フレンド森のようちえん』を行っている。
公園等の圏外保育とは異なり、自然に近い公園や森などで自分から遊びを探すなど、様々な気付きを通して、子どもが主体的に活動出来るような体験学習を行っている。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_23子どもたちがこの森の中で色々な発見や体験を通じて楽しく学ぶ姿が浮かぶよう。また、私の子供のころに里山に入って隠れ家を作って遊んでいたことも思い出した。
フレンド森のようちえんの活動は、森の幼稚園指導者・危機管理の資格者が中心となり、1クラスの活動を4〜5名の先生で園児を見守りながら行ってる。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_46主な施設
もりんどの小屋、黒板広場、薪ストーブ、妖精のお家、もりんど山、もりんど湿原、鳥の餌場、薪置き場、地域の会社や保護者から提供されたオブジェやつくりものなど、子供の意見やアイデアを取り入れて、これからもいろいろなものが増えていくだろうと夢が膨らんだ。
また近くの土地を買ったのでそこで植物の栽培もできるようにしたいと理事長の将来への意欲もうかがえた。


画像【みはらフレンド幼稚園 訪問】

▮経営理念
 幼児教育、福祉教育を通して地域そして日本、
 世界の幸せを創造する

▮教育理念 自然と人間を愛する教育


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_57▮選択理論心理学を導入してから
釧路は子供の数の割には幼稚園の数が多い激戦区で、少子高齢化の影響で園児の数も一時の数に比べ半分以下になる環境であった。
指示・命令型の教育スタンスからエンパワーメント型に変え、基本理念に沿って自らの業務を全うするためにどうすれば良いか主体的に考えさせ行動できるようにしたことで、チームワークも良くなり、保護者からのクレームも減り、退職者も減り、入園希望者が増えてきた!


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_60それに加え選択理論心理学をベースにした「フレンド流教育」をみはらからスタートし、全園に広げ教職員が変わり、園児が変わる好循環をつくりだしている。
子どもたちに、自分たちは「愛されている、認められている、大切にされている」と感じられる環境をつくり、自らの意思や考えでよりよい行動を選択し未来を生きる力をつけられるような教育環境をつくる努力と工夫を続けている。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_67【発表会見学】
今年は4年ぶりの全学年での開催で、大きな体育館が総勢800人ぐらいの保護者や祖父母、関係者で満員だった。
演技は年少~年長の園児が、それぞれの個性が輝き、楽しみながら自分自身を表現しているように見えた
親御さんには我が子の成長の軌跡を、子供たちには楽しい体験の一ページを飾っているよう思えた。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_91また、ここまで何回も繰り返した練習で、できないことができるようになった経験や仲間とともに仕上げた演目を通じてこれからの成長のベースとしてきっと役に立つものだと思えた。
舞台転換は、他の2園の先生方や、幼稚園バスの運転手さんが総出でお手伝いする姿が見えて、全園をあげての協力体制が見えて良かった。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_169【先生方へのワークショップ体験】
普段私たちが実施しているワークショップを体験してもらおうと実施した。
就職後の研修で、選択理論心理学の基礎講座を必修にしているだけあって、短時間だったが、とても濃い内容のワークショップとなった。


LINE_ALBUM_釧路視察2023_240309_130【おまけの観光】
最終日は、せっかく釧路まで来たから、ということで、観光。
釧路湿原、摩周湖、アイヌコタン(冬季休業😢)、保護されているタンチョウヅルの見学など、盛りだくさんで北海道を満喫しました。