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家庭菜園から学ぶ「植物のすごさ」

家庭菜園を始めるきっかけは約10年前に遡ります。知り合いの会社が東北地震の被災地にゴーヤのグリーンカーテンをつくる勉強会と苗を無料で提供する支援をしていて、その活動に感動して、当時勤めていた会社で勉強会を開いていただきました(↓ゴーヤ先生とキャラクター)

勉強会

それを切っ掛けにグリーンカーテンを習った通りに一階と二階のベランダにプランタを利用してつくり始めるようになりました。

グリーンカーテンは涼しくして、省エネ、緑に癒されて、しかも果実を美味しく頂けるなど一石三鳥以上の効果があります(↓最初のグリーンカーテン、左1階、右2階)

グリーンカーテン2グリーンカーテン

グリーンカーテンは今も続けていますが、その後ベランダにプランタを増やし、トマト、スナップエンドウ、ナス、小松菜、キュウリ、ねぎ、レタス、メロンなど沢山植えるようになりました

トマト

メロンナスきゅうり

もちろん、有機野菜で、必要な量だけ、獲れたてを美味しく頂けるのはたまりません

今日は春の陽気で、暖かく新旧交代の植え替え作業を行いました


ところで、窓越しにいつも眺めたり、成長過程を観察したりして、野菜にいろいろ教えられることがあります

野菜の寿命は3~5か月程度、タネから芽が出てすくすく育って花を咲かせ、実を結び、枯れて土に還る。

その過程で命をつなぐために同じ種族ではない全く違う蜂に蜜を与えることで受粉し、人間に果実を与えることで、種として蘇る。

動けないからこそ、編み出した植物の命をつなぐためのDNAのすごさを改めて感じます


松下幸之助さんの自分が凡人だとの認識から多くの人の知恵を集める経営(衆知経営)をしていたことに少し似ているような気がします。

だから社会のために大きく貢献して次の世代にバトンを渡すことができたのかもしれませんね


また、植物は食害虫に襲われると自分の身を守るためと周囲の未被害植物に香りでSOSのシグナルを出して伝え、未被害植物はそれを受け取って、防衛物質をつくって身を守ることも知られています。

実際ベランダの植物を見ても、被害があまり大きく広がらないことが多いので、言葉と違う空間コミュニケーションをつかって連絡を取り合っていることが想像できます。


植物の命をつなぎ成長・発展するために皆で連携する姿は見習いたいですね

選択理論でいえば「お互いの共通目的を共有」した上で「相手の欲求を満たすお手伝いをしながら、自分の欲求は自分で満たす」ということに通じるかと思います

「植物の常識はきっと宇宙の常識、人間だけ非常識」にならないように気を付ければ争いを起こさない、すべてが共生できる世界にできるかもしれませんね


2024.3.30       by M.Tamura


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